活動報告・開催情報

ペルソナと呪いの仮面

毎週土曜日14時から、銀座の綿本ヨーガスタジオで開催している

マインドフルネスヨガのクラス。

このクラスでは、私が日常で感じたこと、やってみて良かったことを、
役立ったこと、などを紹介しながら、
みんなで一緒にマインドフルな感覚を深めてゆく練習をしてゆきます。

男性や、初心者の方、体のかたい方、など誰でも安心してご参加いただけます。

毎回テーマを一つ設けて、
「知識を附に落とす」こと大切にしてゆきます。
テーマを設けることで、ただ漠然と練習をするよりも
より的をしぼって練習することができ、知識を体感しやすくなります。

このホームページでは
毎回クラスでどんなテーマで、どんな練習をしているのかを
ご紹介しています。

***
6月23日(土) テーマ:ペルソナと呪いの仮面

今日は「ペルソナと呪いの仮面」というお話をしたいと思います。

皆さん、ペルソナって言葉聞いたことあります?

この言葉、ユング心理学の言葉で
「私たちはみんな社会生活をおくる上で、
役割に応じて仮面を使い分けている」という考え方の中で使われます。

先日、義理の父の法要がありまして、
食事の席で親戚の人とか、ご兄弟とか、ご友人とか、
普段接しない人たちとお話しする機会があったんですね。

そうしたら私が知っている義父とは全然ちがう、
義父の違った顔を垣間みることができて、びっくりしたんです。

私が知っている義父は、亭主関白で、口数が少なくて、、
縦のものを横にもしないような感じの、ちょっと怖い人感じの人だったんですけど、
でもいろんな人の話を聞いていると、すごく几帳面でまめな人だったり、
意外とロマンティストだったり、友人の前ではおちゃめだったり。。。

そんな話を聞いて、
人間てみんな色んな顔を持って生きているんだな、って改めて思ったんです。

私たちも同じですよね。
家にいる時は母であったり、父であったり、妻であったり、夫であったり、
時には娘にもどったり、息子にもどったり。
会社に行けば会社での顔、友人の前では友人として顔があって。

子供でさえもっていますよね。
兄弟がいればお兄ちゃんや、お姉ちゃんになったり、
学校では生徒としての顔、友達の前での顔。

みんな、みんな、誰でももっている。

このスキル、生きる上ではとても大切なスキルだけれど、
ずっとその仮面をつけ続けて、それが外せなくなってくると、
息苦しくなってくると思うんですよね。

例えば、学校の先生が、
友達の前でもつい先生っぽいしゃべり方になっちゃうとか。

いつもいい人の仮面をつけていて、それを外せなってしまってる人とか。
本人は外したいのに、それが呪いの仮面みたいになって
外せなくて、息が苦しくて、文字通り生きるのが苦しくなってしまう。

そんなこと、皆さんは、ありませんか?

私は昔OLをしていた時、その仮面がはずせなくて、心の病気になってしまいました。


私、マインドフルネスやヨガって、その仮面をはずす練習だと思うんですよね。

マットの上では、役割や肩書を全部下ろして、
ただの自分に戻る練習をしているんだと思うんです。

ただの自分が、ただ呼吸をして、体を動かして、自分のありのままを感じる。

そしてそんなただの自分、ありのままの自分を、
丸ごと抱きしめてあげることができるようになると、
自己肯定感が育まれてきて、自分はこれでいいんだって、
思えるようになってくるんだと思います。

だから、マットの上では周りの目を気にしたり、
誰かの期待に応えようとしなくてもいい。
ただ、自分のために呼吸をして、自分のことをする。

私はこのクラスは、
そんな場所で、そんな時間で、あって欲しいなって思っています。

今日もみんなで一緒に、ただの自分に戻る練習をしてゆきましょう。

 

**

ライター:ヨガ・瞑想部門代表 金田絵美

..*…..*…..*…..*…..*.….*…..*…..*…..*……*…..*…..*…..*

マインドフルネスヨガ
毎週土曜日14:30~16:00
会場:綿本ヨーガスタジオ
◆アクセス◆
東京メトロ銀座一丁目駅、京橋駅、JR線 有楽町駅より徒歩3~7分
〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-13 平和ビル3F
TEL:03-3516-1196
mail:info@yoga.jp

綿本ヨーガスタジオのウェブサイトはこちら
https://yoga.jp/
★体験予約も行っております★

ご興味のある方はぜひ一度体験にいらしてください。
https://yoga.jp/

..*…..*…..*…..*…..*.….*…..*…..*…..*……*…..*…..*…..*

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 2023.12.21

    今年の漢字

最近のコメント

    Facebook

    PAGE TOP