毎週土曜日14時から、銀座の綿本ヨーガスタジオで開催している
マインドフルネスヨガのクラス。
このクラスでは、私が日常で感じたこと、やってみて良かったことを、役立ったこと、などを
紹介しながら、みんなで一緒にマインドフルな感覚を深めてゆく練習をしてゆきます。
男性や、初心者の方、体のかたい方、など誰でも安心してご参加いただけます。
毎回テーマを一つ設けて、
「知識を附に落とす」こと大切にしてゆきます。
テーマを設けることで、ただ漠然と練習をするよりも
より的をしぼって練習することができ、知識を体感しやすくなります。
このホームページでは
毎回クラスでどんなテーマで、どんな練習をしているのかを
ご紹介しています。
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3週目 4月21日(土) テーマ:在り方。human “doing “と”being”
最近つくづく思うんですよね。
何をするか(doing )よりも、どんな在り方=心の状態で(being)でそれをするのか、
そっちの方が、重要なんじゃないかって。
マインドフルネスの訓練法の中で「マインドフルリスニング」というトレーニングがあります。
これは、傾聴トレーニングの一種で、
相手の話にただ耳を傾ける。
「今、相手の言っていること(今ここ)」を
「良い、悪いの判断をせず(ジャッジしない)」で、ただ聴く。
というトレーニングなのですが、
これがやってみるとわかると思うんですが、難しいんです。
話を聴きながらも、つい、
「何て答えよう?」と考えて、集中していなかったり、
「そんな風に思わなければいいのに」とジャッジしていたり。
なかなか、ただ聴き続ける、ということができないんです。
私は日常生活でのマインドフルネスの実践の場として、
自分の主人の話をマインドフルリスニングで聴く練習をしています。
それで、最近気がついたんです。
私が主人の話を、真剣に集中して
「今ここ+ジャッジしない」で聞いていると、愚痴が早く終わるって(笑)
反対に上の空で聞いていたり、
心の中で「そんなこと思わなければいいのに」と
ジャッジしながら聞いていると、永遠に終わらない (笑)
ただ話を聞く。
やってる行為(doing)は同じだけれど、
どんな在り方(being)、どんな心の状態でそれをするのか、
それによって、結果が違ってくるんじゃないかと思うんです。
だからといって、早く愚痴を終わらせようとして、
真剣に聴いている振りしてもダメですよ。見透かされちゃうんです。
私たちは、言葉や、形のあるものからだけじゃなく、
目に見えないものからも、何かを受け取っているんじゃないかって、そう思うんです。
昔、河合隼雄先生という心理学者の先生が、講演の中で、こんなことをおっしゃっていました。
私たちは人間、HUMAN BEINGだ。
なのに、最近は、BEINGであることを疎かにして、DOINGにばかりに夢中になってる。
当たり前のことですが、
私たちは生きていて、存在しているから(being)
ヨガをしたり、働いたり(doing)することができて、
その結果として、健康やお金、地位や財産を手に(having)している
でもbeingが不安定だと、ついブランド品とか肩書とか、
何か別のものでそれを補いたくなってしまう。
でも、本当に欲しいのは、being を強くすること。
自分が自分であることの安心感なんじゃないかって。
そう思うんです。
今日はポーズをキレイにとれるかどうかということよりも
自分が、今ここにいるのか。
そしてどんな在り方でポーズに向かいあっているのか。
そんなことを確かめながら、
みんなで一緒に、自分のbeingを強くする練習をしてゆきましょう。
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ライター:ヨガ・瞑想部門代表 金田絵美
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マインドフルネスヨガ
毎週土曜日14:30~16:00
会場:綿本ヨーガスタジオ
◆アクセス◆
東京メトロ銀座一丁目駅、京橋駅、JR線 有楽町駅より徒歩3~7分
〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-13 平和ビル3F
TEL:03-3516-1196
mail:info@yoga.jp
綿本ヨーガスタジオのウェブサイトはこちら
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ご興味のある方はぜひ一度体験にいらしてください。
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