″無関心な人はいても、無関係な人はいない″
最近どこかで目にして
ずっと頭の中に漂っていた言葉。
今日のこの本を読んでいて、
改めて思いました。
私たちは、
一人で生まれてくるけれど、
「ひとりでに」生まれてくるわけではない。
私たちは、いやおうなく、
世界と、誰かと、つながっている。
生きているっていうのは
そういうことだ。
自分が生き延びるための
生物学的な欲求(=利己)と
自分以外のものの苦を減らしたり、
幸せを願う精神(=利他)を
どう共存させてゆくのか。
それを経済の仕組みに組み込むっていうのは、
みんなで考えなくちゃ
いけないことなんだと思いました。
私は経済とか数字とか苦手で
恥ずかしながら、
今まで、そういうのはどこかの偉い人たちが
考えることだと思ってきたんだけど、
でも、この世界に生きる住民の一人として
私にも責任があるんだという
当たり前のことを思い出しました。
大きなことが出来るわけじゃないけど、
この世界がどうなるのかは
わたしたちみんなにかかっている。
それを忘れずにいたいな。
新型コロナウイルスの影響で
経済もシュリンクするけど、
自分の心がシュリンクしないように
自分に思いやりの気持ちを向けよう。
そして、自分が今できることをやろう。
それがきっと思いやりに基づいた
社会を作ってゆく礎になるから。
そんな風に思いました。
ライター:サティガーデン代表 金田絵美
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